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売上が多くても利益が残らない?エアコン工事業者が見直したい「3つのロス」

エアコン工事の仕事をしていると、どうしても「何台取り付けたか」「一日にいくら売り上げたか」に目が向きやすくなります。

特に夏の繁忙期は、一日に何件も現場を回ることが珍しくありません。売上だけを見ると順調に感じていても、繁忙期が終わって年間の数字を振り返ると、「思っていたほど利益が残っていない」と感じるエアコン工事業者様もいるのではないでしょうか。

エアコン工事で安定した事業を続けていくためには、単純に工事件数を増やすだけではなく、移動時間、材料費、再訪問など、売上にならない時間や費用を減らしていくことも重要です。

これからエアコン工事の業務委託先を探している方や、現在の取引先を見直そうと考えている方にとっても、仕事量だけではなく「利益を残しやすい環境か」という視点は非常に大切になります。

エアコン工事は「売上」と「利益」が大きく違う仕事

エアコン工事業者として独立すると、一日の売上を自分自身でつくれることは大きな魅力です。

標準工事だけではなく、配管延長、化粧カバー、高所作業、室外機の特殊設置、専用回路などの付帯工事にも対応できるようになれば、一件あたりの工事金額を伸ばせる可能性もあります。

技術や経験が収入につながりやすいことは、エアコン工事という仕事の魅力の一つです。

一方で、個人事業主や法人として仕事をする以上、売上のすべてが利益になるわけではありません。

ガソリン代、車両費、工具代、消耗品、材料費、保険料などさまざまな経費が発生します。さらに見落としやすいのが、「時間」というコストです。

一日8時間働いて同じ売上をつくる場合でも、現場間の移動に多くの時間を使う業者と、効率良く現場を回れる業者では、実際の収益性は大きく変わります。

エアコン工事で安定して利益を残していくには、売上を増やすことと同時に、無駄な時間や経費を減らしていくことが必要です。

移動時間が増えるほど一日に施工できる件数は減る

エアコン工事で意外と大きな負担になるのが、現場間の移動です。

例えば午前中の現場から次の現場まで1時間以上かかる配車が続けば、その時間は基本的に施工売上を生みません。

さらに交通量の多い地域では、予定以上に移動時間が延びることもあります。

一件あたりの工事単価だけを比較すると条件が良く見えても、担当エリアが広すぎたり現場同士が離れていたりすれば、一日に施工できる件数が減ってしまう可能性があります。

エアコン工事の業務委託先を選ぶ際には、単価だけを見るのではなく、どのようなエリアで案件が発生しているのか、効率良く現場を回れる環境なのかまで確認することが大切です。

特に繁忙期は一件の移動ロスが積み重なるだけでも、一週間、一か月という単位では大きな差になります。

「たくさん仕事があること」と「効率良く仕事ができること」は、似ているようで別の話です。

材料管理が利益を左右する

エアコン工事では、配管、ドレンホース、VVFケーブル、化粧カバー、プラロック、アンカー類など、さまざまな材料を使用します。

一つひとつの金額はそれほど大きく感じなくても、年間施工件数が増えるほど材料費は大きな金額になります。

だからといって、必要な材料を減らして施工品質を落とすことは当然避けなければなりません。

重要なのは、「必要な材料を適切に使用しながら無駄を減らす」という考え方です。

例えば、現場に必要な部材が不足してホームセンターへ買いに行けば、材料費だけではなく移動時間も発生します。

逆に車両へ必要以上の在庫を積み続ければ、使わない材料が増えたり、車内の整理が難しくなったりすることがあります。

繁忙期が落ち着く時期は、車両在庫や材料の使用量を見直す良いタイミングです。

エアコン工事は施工技術だけで利益が決まる仕事ではありません。こうした小さな管理の積み重ねが、年間の収益に大きく影響します。

一番減らしたいのは「再訪問」

そして、エアコン工事業者が特に減らしたいのが施工後の再訪問です。

水漏れ、冷媒漏れ、異音、ドレン不良、室内機の設置不良などが発生すれば、施工した現場へ再度向かわなければならない場合があります。

再訪問では、新しい工事を施工する時間が減るだけではありません。

移動時間、ガソリン代、原因確認、補修作業なども必要になります。

一度の施工で確実に仕上げることは、お客様のためだけではなく、工事業者自身の利益を守ることにもつながります。

真空引き、フレア接続、ドレン勾配、配管の断熱処理、室内機の固定、試運転など、基本的な施工を丁寧に積み重ねることが結果として最も効率的です。

繁忙期になると時間に追われることもありますが、数分を短縮するために確認工程を省略し、その後何時間も再訪問に使ってしまっては意味がありません。

スピードと施工品質の両方を意識できることが、長く仕事を続けられるエアコン工事業者の強みになります。

業務委託先は「一件の単価」だけで判断しない

エアコン工事業務委託の仕事を探す際、工事単価はもちろん重要です。

しかし、本当に安定した事業をつくるのであれば、単価以外の条件まで確認することをおすすめします。

案件数が安定しているか、担当するエリアは現実的か、閑散期にも仕事があるか、トラブルが発生した際に相談できる体制があるか、支払条件は事業運営に合っているか。

こうした条件によって、年間の働きやすさや利益は変わってきます。

エアコン工事協力業者募集やエアコン取付業者募集を探している方にとって大切なのは、「一番高い案件を探すこと」だけではありません。

自分の施工能力を発揮しながら、継続して仕事ができる取引先を持つことも非常に重要です。

エアコン工事は改善した分だけ事業を強くできる

エアコン工事は、自分の技術と工夫が結果につながりやすい仕事です。

施工技術を高めることはもちろん、移動を減らす、材料を管理する、再訪問を減らす、対応できる工事の幅を広げるなど、一つずつ改善していくことで事業全体を強くしていくことができます。

夏の繁忙期にしっかり施工することも大切ですが、その後の時期に今年の働き方を振り返り、来年に向けて改善することも同じくらい重要です。

現在の取引先だけでは仕事量に不安がある方、閑散期の案件を増やしたい方、新しいエアコン工事の業務委託先を探している方は、仕事量だけではなく「一年を通して利益を残せる働き方」という視点から取引先を考えてみてはいかがでしょうか。

エアコン工事協力業者として経験を積み、施工品質と効率の両方を高めていけば、仕事を任される機会はさらに広がっていきます。

これからも長くエアコン工事を続けていきたい業者様と、お互いに安心して仕事を任せられる関係を築いていければと考えています。

 


 

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