高所作業

2023.04.28

ここ数年、エアコン工事における高所作業の際に屋根や梯子から落下し、死傷する事故が目立ってきています。

以下は厚生労働省が掲載している事故事例の一部です。
令和3年8月に発生した事故概要となります。

被災者は、２階建て戸建て住宅の２階のエアコン取替工事を一人で行っていた。
地上の室外機から高さ５．４ｍにある外壁ホース穴までの縦配管を取り替えようと、はしご（脚立兼用アルミ製、長さ約３．５ｍ）を住宅外壁に立てかけて作業中、当該はしごが転位し、推測約５ｍ下の隣の住宅の敷地（高さ０．８ｍの境界フェンスを越え、敷地間段差２ｍ下の隣家敷地）に墜落した（異音をきいた住宅の家主が倒れている被災者を発見）

被災者はヘルメットを装着しておらず、梯子も固定しないまま作業を行っていたため発生した事故となっております。

各家電量販店ごとに相違がありますが、高所作業の際の安全対策としてヘルメットの着用やフルハーネスの資格と器具の必要性、２マン作業者へ優先する等、事故を防ぐ取り組みを行っております。

エアコン工事に従事している方であれば高所作業の現場が無くなることは無いということは十分理解されているとは思いますが、令和2年度の墜落・落下による死亡者は217名となっております。（厚生労働省HPより）

皆様が被害者になってしまうと、完治するまでの期間の収入が無くなります。命を落としてしまった場合はご家族やご友人なども悲しませてしまうこととなります。

面倒臭がらずに出来る限りの安全対策をして作業するように心がけ下さい。

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