コラム

エアコン工事の求人で気を付けるポイント

エアコン工事を始めたい人、覚えたい人でどのような会社と契約、又は就業するのが良いか?
エアコン工事業界の特徴や収入を含めた大まかな特徴は、前回のコラムにて私の経験談でのお話にはなりますが、エアコン工事業者様の収入エアコン工事業者様の収入その2にて掲載しています。
お時間があれば是非ご覧ください。

弊社に移籍された協力業者様や、面談にいらっしゃった協力業者様のお話を元に記載していますので、会社選びの重要な材料になるのでご参考にしてください。

・契約書が無い、雇用通知書が無い
・お金に対して不明瞭
・面談時の担当者の態度
・質問をはぐらかす
・良いことしか言わない

上記の何れかに当てはまった場合は要注意です。業界問わず、幹事会社として十分とは言い難く実際にお仕事を始めてから、ほぼ確実にトラブルが発生します。


契約書が無い、雇用通知書が無い

個人事業主であれば業務請負契約書。従業員であれば雇用通知書の未交付。
仕事をする以上、契約書を交わすのが当然ですが契約を終結せずに仕事をしている方も多々いらっしゃいます。具体的な危険性は小山内行政書士事務所様のHPに詳しく掲載されておりますのでお読みください。
打合せを進め、これから仕事を始めます。という時になっても契約書が無い。こんな会社で安心して仕事ができると思いますか?
身内や知人であればまだ良いかもしれませんが、仕事とは人生の大半を占める行為ですし生活をしていくために必須の行為です。
あやふやな状態で身を預けることは大変危険です。昨年弊社にお問い合わせを頂いた協力業者様は、「手数料が10%と聞いていたのに実際には20%だった。面談時に10%と聞いていた」と会社に伝えると、「そんなことは言っていない。貴方の勘違いだ。当社は全員20%の手数料で業者さんには80%で支払をしている」との返答だったそうです。
契約書が存在しないので、手数料が10%という証拠が存在しません。その業者様はその後すぐに弊社に問い合わせをし、今では弊社の大切な協力業者様として稼働してくれています。
契約者が無ければ必ずトラブルが生まれますし、契約書の複写も必ずもらうようにしてください。契約内容や期間により金額は変わりますが、必ず収入印紙も必要になります。
少しでも疑問が出た際には必ず担当者の方に質問をし、ご自身でも調べると被害にある確率が大きく減ると思います。

お金に対して不明瞭

お金関係が不明瞭な会社だけは絶対に避けてください。
料金表は社外秘の場合があるので秘密保持契約を結んだ後に開示してくれる場合もあれば、そうでない場合もあります。
ただ、頑なに料金表を提示しない会社は非常に危険です。何をして幾ら支払われるのか分からない会社は絶対に避けてください。

工事単価、締め支払い、相殺される項目など金銭面での説明が行われない場合、金額が正確かどうかを判断できなくなります。
そのような会社は支払日が遅れることもざらにあります。完了した工事金額が計上されていなかったり、購入していない部材が相殺されていたり、工事金額が間違っていたりと工事以外で確認しなければいけないことが多く仕事どころではありません。
金銭面にだらしがない会社は、ご自身の生活を豊かにするどころか乏しくしてきます。
ご注意ください。

面談時の担当者の態度

担当者の方は何百何千と業者様と同じ話をして面談をしています。
確かに面倒になりがちですし、やたらと質問されると鬱陶しく感じることもあるかもしれません。
しかし、仕事をする為に面談をしている業者様からすれば初めての相手になりますし、質問はあって当たり前だと思います。
そのような場合にも親切丁寧に対応してくれる担当者さんがいる会社は安心できると思います。
逆に、上から目線であったり横柄な態度の担当者さんの会社はNGです。
そのレベルの従業員がいる会社の人間に、接客とかマナーとか言われても「お前が言うな」と思うはずです。少なくとも私はそう思います。
ただ、ご自身がタメ口だったり偉そうな話し方の場合、その時点で嫌悪されるので断らせる目的で担当者さんがそのような態度をとることもあるかもしれません。
ご自身が丁寧に話をしているにもかかわらず横柄な態度をとる担当者さんがいる会社には注意してください。

質問をはぐらかす

問合せや面談時に質問をされると思いますが、その質問に対し回答をはぐらかす様な会社は注意が必要です。
問合せ、面談によって進捗が異なるので答えられる範囲が異なることもあります。
ご自身が想定外の質問をしている場合もあると思いますが、その際には「分かり次第答えます」というような返事をくれることと、回答できない質問をした場合は回答できない理由と併せて「お答えいたしかねます」とハッキリ伝えてくれる会社さんが良いと思います。
はぐらかす会社さんは、自社の業務にもかかわらず内容を熟知していないか、回答をしてしまうことにより業者さんに誤魔化しができなくなる可能性がある為、しっかりとした回答を出さない会社さんもございます。
業者さんはあくまでも社内の人間ではない為、踏み込みすぎた質問には答えてくれない場合はございます。

良いことしか言わない

仕事をする以上、メリットとデメリットは必ず発生します。
同じ仕事をしていたとしても、個人事業主と正社員でメリットとデメリットは存在します。
個人事業主様のエアコン工事のメリットとデメリットで例えると、

メリット

・ベース収入が圧倒的に多い
・やればやるほど収入が増える
・好きな時に休める
・業務が終わればすぐに帰宅できる

デメリット

・部材費、交通費など経費がかかる
・休日は収入が0
・休日にも電話がかかってくることがある
・怪我や病気の際に収入がなくなる

メリットとデメリットの感じ方は個人差があると思いますし、以前の業界や環境、雇用形態などにより変動すると思いますが、業者さんの話を聞いたうえで良いことも悪いことも説明し、業者さんに理解をしてもらうことが大切だと思います。
良いことしか説明が無いと、いざ初めた際に「最初の説明と違う」「思ってた仕事と違う」と思われてしまいます。
同業他社からの移籍の方に関しては自社の説明を行えば問題ないかと思いますが、他業界からの方に対して説明を怠る会社さんは「自社の人を増やすことだけ」しか考えておらず、釣った魚に餌をやらない
状態になりがちで、業者を蔑ろにする傾向があり相談をしても親身に乗ってくれることは少ないと思います。

最後に

実はもっと悪徳な方法で業者さんを苦しめている会社さんがあるのも事実です。
業務量を強制したり、高利益は社員に薄利は業者さんに依頼したり、業者さんが退職する際に難癖をつけお金を請求したりと...
とんでもないことを平気でする会社も沢山あります。
自分の思い通りにいかないだけで、業者さんに対し罵詈雑言を浴びせる人もいます。
人の見極めは非常に困難ですが、もしあれば会社の評判を調べるのも一つの方法かと思います。
業界、働き方、会社とご自身に合う環境を見つけられる手助けになればと思います。


協力業者様の成長は、私たちの成長の源。
そして私たちの成長は、協力会社様の成長につながる、そんなウィン・ウィンの共存共栄の関係こそが、事業運営を営む中で最も重要視すべきことだと考えています。
自社の成長を加速させるためにも、協力業者様を全力で支援することをお約束いたします。
株式会社APJを支えてくれる協力業者様に深く感謝を込め、業務を通じて協力業者の皆様の人生が豊かになるお手伝いをしたい。
皆様からのお問い合わせお待ちしております。
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