お知らせ

暑い夏や寒い冬に欠かせないエアコンですが、実は内部にカビが発生しやすい機器でもあります。カビが生えてしまうと、ニオイの原因になるだけでなく、健康への悪影響も懸念されます。そのため、日頃からカビ対策を心掛けていただくことが大切です。今回は、エアコンのカビ対策方法について、わかりやすくご案内いたします。

カビが発生する原因とは

エアコン内部には「熱交換器」や「送風ファン」など、空気と水分が触れ合う部分が多く存在しております。冷房運転中は特に内部に結露が発生しやすく、この水分がカビの温床となってしまうのです。また、フィルターにホコリが溜まっていると、それもカビの栄養源になりますので、放置しておくと繁殖が進んでしまいます。

日常的にできるカビ対策

まず、エアコンの使用後は「送風運転」または「内部クリーン機能」を活用いただくことをおすすめいたします。冷房を止めた直後は内部が湿っているため、送風で内部をしっかり乾かしておくことで、カビの発生を抑えることが可能です。

次に、定期的なフィルターのお掃除も非常に重要です。2週間に1度を目安に、掃除機でホコリを吸い取ったり、水洗いを行ったりすることで、カビの繁殖を防ぐ効果がございます。特に、ペットを飼われているご家庭や、調理を頻繁にされるキッチン近くのエアコンは、汚れやすいためこまめなメンテナンスをおすすめいたします。

季節ごとのメンテナンスも忘れずに

冷房シーズンが終わった後や、長期間使用していなかったエアコンを再び使用する前には、プロによる内部洗浄をご検討いただくのもひとつの方法です。ご家庭での清掃では手が届かない部分にカビが発生しているケースも多く、専門業者によるクリーニングで、内部まで徹底的に清掃することで、カビ臭さの原因を根本から解消することができます。

換気との併用も効果的です

また、エアコンだけに頼らず、定期的に窓を開けて換気を行うことも、カビ対策として有効です。室内の空気がこもると湿度が高くなりやすく、それがエアコン内部にも影響を及ぼします。特に梅雨時や湿気の多い時期は、空気の入れ替えを意識していただくことで、カビの発生リスクを下げることが可能です。

最後に

エアコンのカビは、見えない場所で静かに繁殖していくため、気付いたときにはかなりの汚れになっていることが少なくありません。カビ臭さを感じたり、エアコンの効きが悪くなったと感じた際には、ぜひ一度、内部の点検や清掃をご検討ください。

毎日使うものだからこそ、快適で清潔な空間を保つためにも、日頃のちょっとしたお手入れが大きな差となります。ご自宅やオフィスでエアコンを快適にご利用いただくために、ぜひ今回ご紹介した対策をお役立ていただければ幸いです。

ご希望があれば、業者向けにカビ清掃サービスを提供している会社様向けの内容にもアレンジ可能です。必要であればお申し付けください。

 

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