新築住宅にエアコンを取り付ける際の注意点
新築住宅にエアコンを取り付けるときは、既存の住宅とは違うポイントで注意が必要になる。特に、新築だからこそ気をつけたい部分や、事前の打ち合わせでスムーズに施工を進めるコツを解説していく。
- 壁の強度と補強
新築の住宅はまだ完成したばかりで、壁に穴を開けることに抵抗を感じる施主も多い。特に、最近は石膏ボードが主流になっているため、下地の位置を確認せずに室内機を取り付けると、あとから強度不足で問題になることがある。
✅ ポイント
- 事前に設計図を確認し、下地の有無をチェック
- 下地がない場合は補強材を入れてもらうか、取り付け位置を変更する
- 施主と「ここに穴を開けますよ」としっかり確認を取る
- 配管ルートの確保
新築住宅では、エアコンの配管を壁の中や天井裏に隠す「隠ぺい配管」が採用されることがある。しかし、これを安易に選ぶと、後々のメンテナンスが大変になる。
✅ ポイント
- 隠ぺい配管を希望する場合は、曲がりが少なくドレンの勾配がしっかり取れるルートを確保する
- 露出配管の方がメンテナンスしやすいので、見た目と実用性を考えて提案する
- ドレンホースの排水先を事前に決め、逆勾配にならないようにする
- 電源の位置と容量
エアコン用の電源をどこに設置するかは、後から変更が難しい部分なので、計画段階から慎重に決める必要がある。
✅ ポイント
- 100Vか200Vかを確認し、設計時点で適切な配線をしてもらう
- 室内機のすぐ近くにコンセントを設置すると、配線がスッキリして見た目が良くなる
- 分電盤からの距離が長い場合は、電圧降下が起きないように適切な配線を施工する
- 室外機の設置場所
室外機の設置場所も重要なポイント。新築では、エクステリアや外観の美観を重視する施主が多いため、設置場所の選定がカギになる。
✅ ポイント
- 直射日光が当たりすぎる場所は避ける(冷房効率が落ちる)
- 室外機の周囲に十分な空間を確保する(風の通り道が必要)
- ドレン水の排水先も考慮し、外壁や基礎部分に水がかからないようにする
- 引き渡し前の施工タイミング
新築住宅では、建築工程の中でエアコン工事をどのタイミングで行うかが重要になる。特に、建築会社とのスケジュール調整が必須。
✅ ポイント
- 内装仕上げ前の下準備
配管穴の開口や電源工事は、内装仕上げ前に済ませるとスムーズ - 最終仕上げの前に施工
クロスや壁紙の貼り付けが終わってからエアコン本体を取り付けると、傷がつくリスクが減る - 引き渡し前に動作確認
施主が住み始めてから「冷えない」「水漏れする」などのトラブルがないよう、必ず試運転をする
- 将来のメンテナンス性
新築時に取り付けるエアコンは、10年、15年と長く使われることが多い。そのため、将来的なメンテナンスや交換のしやすさも考慮する必要がある。
✅ ポイント
- 室外機の周りに十分なスペースを確保し、掃除や交換がしやすいようにする
- 隠ぺい配管を選ぶ場合は、万が一のトラブル時に対応できるように点検口を設置する
- 配管や電源が次のエアコンにも流用できるように施工する
まとめ
新築住宅のエアコン取り付けでは、見た目だけでなく、耐久性やメンテナンスのしやすさを考えた設計が重要。施主との打ち合わせをしっかり行い、建築会社とも連携を取ることで、スムーズでトラブルのない施工が可能になる。特に、下地の補強・配管ルート・電源・室外機の設置場所などは、事前に確認を怠らないことが成功のカギだ。
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