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ドレン水が逆流する本当の理由と、現場で今日からできる未然防止策

ここではいつも通り、職人同士で話すようなラフな感じで書いていくね。
ドレンの逆流って、一度起こると “なんで今?なんでここ?” みたいなタイミングで発覚するし、再訪問になるし、正直めちゃくちゃ面倒なんだよね。
しかも逆流って、原因がひとつじゃないのがまた厄介で、設置環境と施工精度がどっちも絡んでくるから、現場判断がめちゃくちゃ大事になってくる。

逆に言えば、きちんと理解して施工すれば、ほぼ確実に防げるトラブルでもある。
この“ほぼ確実に防げる”ってところが、腕の見せどころでもあるよね。

ドレン水逆流が起こる主な原因

ドレンの逆流にはいろんなパターンがあるけど、特に現場で多いのは「勾配不良」「詰まり」「外部環境」の3つが絡むケースだと思ってる。
どれも“ちょっとした油断”で起こるから、原因を深堀りしておくと再発防止にもなるよ。

まず一番多いのはドレン勾配が足りてないパターン
水平になってたり、逆勾配になってたりすると、当然ながら水は流れずに溜まっていく。
特にマンションやアパートの隠ぺい配管は要注意で、既存の勾配が悪いまま設置しようとすると、高確率で逆流のトラブルを引っ張ることになる。
だから隠ぺいの時は、まず最初に「水が流れる道」が確保できているかを徹底して確認したい。

次に多いのが埃、虫、スライムの詰まり
外のドレンホースが草むらに埋もれてたり、排水口に接続している場合は特に詰まりが起こりやすい。
室内機の受け皿に落ちる埃がそのまま外へ流れていくうちにヘドロ状になり、気づいたらホースが完全にふさがっていたなんてのはよくある話。

あとは意外と見落としがちな外部環境の問題
強風で風が逆流したり、冬場の凍結でホースが塞がったり、排水先が水たまりになっていたりするケース。
現場ごとに条件が違うから、柔軟な判断が必要になってくる。

現場でできる“逆流を未然に防ぐ”ためのポイント

ここからが重要で、今日からすぐに現場で実践できる防止策をまとめていくよ。
(箇条書きは禁止だから、流れで説明していくね)

まず基本中の基本だけど、ドレン勾配の確保は絶対に最優先事項。
外へ向かって最低でも1/100以上の勾配を取るのが理想で、余裕があるならもっと取ってあげた方が安全。
“見た目の距離感”だけで判断せずに、ホースを手で持ちながら水の落ちる方向を必ず確認するクセをつけると事故が減る。

次に、ホースのたわみや腹は必ずなくすこと
少しでもたわむと水がそこで止まり、そこからヘドロの発生、そして完全詰まりへと進んでいく。
取り回しの関係でどうしても避けられない場合は、サドルでしっかり支えるか、長さを適正に調整して“たるみゼロ”を絶対に徹底する。

さらに、外部に出すホースの先端処理も重要
地面に触れていたり、草むらに埋もれていたりすると、虫・泥・雨水の逆流を招きやすい。
短すぎても長すぎてもダメで、壁から少し浮かせるように固定して、風の影響も受けない向きにしてあげるのがベスト。
できれば先端に防虫キャップを入れておくと安心感が全然違う。

隠ぺい配管の場合は特に、既設のドレンがそもそも詰まっていないかを最初に確認することがめちゃくちゃ重要。
水を流してみたり、エアダスターで軽く通したりして、流れが悪ければその時点で対策を取らないと後で大問題になる。
「現場が急いでて確認を省く」なんてのは再工事の元凶だから、これは絶対に妥協しない方が良い。

そして最後に、排水先の環境チェック
強風のため吹き返しが起きそうな向き、冬場に凍りやすい日陰、排水枡に直接つなぐ際の詰まりリスクなど、外部の条件は現場ごとに違う。
ここを見極められるようになると、職人としてのレベルが一段上がるし、なによりクレームが激減する。

ドレン逆流を防げる職人は評価される

正直なところ、ドレン逆流って素人には絶対に見抜けない部分だし、工事の“質”が一番出るポイントでもある。
逆流ゼロで工事を続けていれば、量販店でも工務店でも確実に信用を得られるし、「あの業者さんは丁寧で安心」と言われるようになる。
仕事量が増えるのって、結局こういう小さな積み重ねなんだよね。

エアコン工事って、見た目以上に奥が深くて、ただ付けるだけじゃなく“水の流れを作る”という建築的な知識が要求される仕事でもある。
だからこの仕事はAIにも置き換えられないし、あなたの技術と判断力がそのまま評価に直結する。
だからこそ、ドレン逆流のようなトラブルは“確実に防げる技術”として持っておくべきだと思う。

 


 

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