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エアコン工事のマナーを押さえて、現場で選ばれる業者になるために

まず、どうしてマナーがそこまで大切なのか。技術が高くても、対応が悪ければ次の仕事が来ないというのが現実です。特に家電量販店の工事センターやリフォーム会社と組むとき、「この業者なら安心だ」「クレームが少ない」という評価を得ることが、継続的な案件獲得のキーファクターになります。実際、清潔な身だしなみ、時間厳守、わかりやすい説明、養生・掃除の丁寧さなどが“マナー=信頼”として重視されています。

では、具体的なマナー項目を順に掘り下げていきましょう。技術的な話も絡めつつ、あなたが工事の現場で「出来る業者だな」と思ってもらえる振る舞いを整理します。

到着時から最初の挨拶・第一印象

工事当日にお客様宅に伺ったとき、最初の数秒で印象が決まります。清潔感のある作業着、きちんとした靴元、明るい声で「お世話になります、本日はよろしくお願いします」とお客さまに挨拶する。そのシンプルな行動が、「信頼できる業者」というイメージを作ります。たとえ工事が少し長引いても、第一印象が良ければお客さまは「仕方ないな」と思ってくれることが多いです。実際、量販店案件では「予定通りに来る」「身だしなみが整っている」「説明が丁寧」という点が評価されて仕事量に直結しているとの指摘があります。

また、到着時間を守ること。もし予定に遅れそうな場合は、必ず事前に連絡を入れておく。これができていないと、「この会社は信用できない」と根付いてしまい、次の現場紹介がなくなる可能性も出てきます。

工事前の準備とお客様宅での配慮

工事がスムーズに進むためには、お客様の側にも準備をお願いすることがあります。家具や荷物の移動、設置予定場所の確認、通路を確保するなど。ここで大切なのは、ただ「準備してくださいね」と伝えるだけではなく、「お手数ですがこちらを確認させていただきたいです」と丁寧にお願いすること。お客さまの負担が少ない言葉遣いが、信頼を高めます。

加えて、作業中は床や通路に養生をすること。埃やゴミが出る作業ですから、養生を怠ると壁や床を汚してしまい、お客さまの印象が悪くなってしまいます。養生、工具の整理整頓、使い終わった部材・梱包材の撤去まできちんと対応すれば、「ここの業者は隅々まで気を使ってくれるな」と評価されます。

技術面から見ると、設置場所の壁の強度や水平確認、配管・電線の取り回し、ドレンの勾配などをチェックすることで、後々の水漏れトラブルや効き不良を避けられます。こうした技術的説明を、お客さまにわかりやすく伝えることで安心感がアップします。実際、「配管や電線の整理が悪かった」「ドレンの勾配が甘くて水漏れした」というトラブル事例は少なくありません。立ち会いを含めた準備が、その防止に直結します。

工事中の立ち居振る舞いとコミュニケーション

作業中、あなたがどれだけ丁寧に工事を進めても、「黙々と作業していた」という印象だけでは、相手に安心感を与えきれません。時折「作業内容のご説明をさせていただきます」「こちらの配管ルートでよろしいでしょうか」など、やさしく声をかけることで、お客さまとの信頼関係が深まります。難しい専門用語を多用せず、「こちらの段階では真空引きをします。これを行うことで冷媒漏れを防いでしっかり効くようになります」というように説明すると、お客さまも「なるほど」と理解してくれます。

また、お客さまが立ち会ってくださる場合は、作業の妨げにならない位置で待機していただくための配慮も必要です。作業の邪魔にならないように移動動線を考えて、声がけすること。さらに、ペットや小さなお子さまがいる場合は、事前に「こちらの作業中は少し離れていただけると助かります」とお願いしておくと、安全にもつながります。

工事後の仕上げ、説明、そして次につながる気配り

工事が完了したら、最後まで気を抜かずに仕上げを行いましょう。配管の見える化、カバーの取り付け、室内機・室外機の最終チェック、リモコン操作の説明などを丁寧に行うことで、お客さまの満足度はぐっと上がります。特に「どのボタンを押せば冷房・暖房が切り替わるか」「日常メンテナンスはこうしてください」という説明があると、「この業者さんは親切だな」と思ってもらえます。

さらに「何かあったらすぐご連絡ください」「お困りごとがあったら遠慮なく」といったひと言を伝えておくことが、アフターを見据えた信頼のベースになります。トラブルが起きたとき、連絡が取りやすかったり、真摯な対応をしてきた業者にこそ次の依頼が来るものです。

技術的には、真空引きがしっかりできているか、ドレンホースの勾配が適切か、配管も断熱材が巻かれているか、這わせた配線に余裕やゆとりがあるかなどをチェックして「問題ありません」と説明できると、仕上がりの信頼が増します。

マナーを高めることで、なぜ仕事量が増えるのか

マナーがしっかりしているということは、クレームが少ないということでもあります。量販店の工事センターなどでは「クレーム率の低い協力業者」「安心して任せられる業者」は優先的に案件が回ってくる傾向にあります。逆に、クレームが多かったり対応が雑だと、案件から外されたり紹介が途絶えたりするわけです。つまり、マナー=年中安定した仕事、継続的な収入、という構図が成り立ちます。

また、お客さまからの口コミや紹介も無視できません。あなたが施工した現場でお客さまが「この業者さん良かった」と話してくれれば、そこからリフォーム会社・家電量販店・ハウスメーカーなどに良い噂が広まることもあります。「評判の良い業者だから」という理由で新たに協力依頼が来るというのは、技術だけじゃなく“人として信頼できるかどうか”が大きな要因です。

私自身の意見・感想

個人的に思うのは、エアコン工事という仕事は技術をしっかり届けるだけじゃなく、「安心・信頼・丁寧さ」を形にできるかどうかが本当に“差”になる仕事だということです。あなたが「ただ設置をこなす」だけの業者だと認識されるか、「また依頼したい」と思われる業者だと認識されるかの境目は、まさにマナーの部分にあります。技術はもちろん不可欠ですが、その上に「この人なら大丈夫」と思ってもらえる振る舞いがあれば、長期的に見て仕事量も収益も右肩上がりでいけると思います。

さらに、エアコン工事には配管、電気、壁穴あけ、機器据付、真空引き、試運転といった複数の技術工程があります。こうした専門性の高い仕事を単純作業としてこなすのではなく、お客様・量販店・紹介元に対して「この人がいて安心だ」というマナーをわかりやすく示せる業者が、真の“稼げる”業者ではないかと思います。

まとめ

・清潔な身だしなみと時間厳守が第一印象を決める。
・工事前の準備(養生・家具移動)やお客さまへの配慮が信頼を生む。
・作業中は声かけ・説明・安全配慮を欠かさず、専門用語をやさしく。
・工事後の仕上げ・説明・アフター案内で「また頼みたい」と思わせる。
・マナーが徹底されていることが、量販店・紹介元からの継続案件・収益増加につながる。

あなたがもし「もっとエアコン工事の協力業者を増やしたい」「量販店からの案件を安定させたい」と考えているなら、まずはこの“マナー”の部分を自社・自チームで見直してみるのがおすすめです。技術とマナー、この両輪が揃ってこそ、次のステージに進めます。

 


 

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